月別アーカイブ: 2013年5月

優秀な人材を採用するために3

誇張せずに情報を出しましょうの図(こんな感じの絵を描いてくれる人をこっそり募集してます)

<おさらい>
下記のような情報を出したほうがいいですよ、というのをやってきました。
・何のために会社が存在しているのか
・働いている人にとっての喜びはどこにあるのか
1.業界で一般的な給与・賞与
2.安定性・将来性のあるビジネスであること
3.働きやすそうと思える職場であること

今回は、悪い情報と良い情報をきちんと出しましょう、ということについてです。

通常、良い情報しか出されないことに、私は憤りを感じている一人です。
私が就職活動をしたときは、
2ちゃんねるをあさって、下記のような所を見ていました。
・あまりにも劣悪な情報がでていない会社であるかどうか(いわゆる「ブラック企業」)
・ある程度悪い情報が出ているかどうか(企業の統制が進んで、ほとんど悪い情報がでていない会社は逆に怖い)

良い情報しか出ていないことは、不安を煽るだけだと思っています。

結婚に置き換えてみると、
「この人すっごい素敵なのー!」といって、
ジェットコースターに飛び乗って、離陸すると、
エライことになりますよね。

ええと話を戻すと、
会社側は良い情報だけを出して、
学生側がそれに乗っかって入社したけどすぐ辞めた、では、
お互い不幸ですよね。
なので、ある程度の悪い情報(というか現実)も載せて、
出してしまったほうが、
良いと思います。

良い情報も、できれば、作り込みしないで、
誇張しないで、出していったほうが、
相手の懐に届きやすいので、
良いと思います。

私の場合は、その手法として、インタビューの形をとっています。

秘守義務のような会社の運営上必須な事柄や、
その個人のプライベートに関わるようなことは
適宜補正しますが。

ただ、生きのいい中小企業ではないと、
こういうことは出来ないとは思っています。
組織化され、大規模化し、官僚化されるにつれ、
情報が偏るのは仕方がないことですが。

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優秀な人材を採用するために2

先に下記のような情報の先出しは必須である、という話をしました。
・何のために会社が存在しているのか
・働いている人にとっての喜びはどこにあるのか

これがベースにはなって来ると思いますが、
かと言って、
就職先を希望する人は
これだけでは来ないのです。
最低限このくらいはあってほしいものです。

1.業界で一般的な給与・賞与
2.安定性・将来性のあるビジネスであること
3.働きやすそうと思える職場であること

1.については、まぁそりゃそうですね。
夢を一緒に清貧で行こう、などと語っても、
創業メンバーではないのですから。
清貧で行けたら、
ほぼ宗教の布教活動のような高尚なものですよね♪
(とは言っても、社会起業系であれば、なくはないような気がしてきます。。。)

2.については、まぁ、入社後に数年して潰れてしまっては困るからです。
とは言っても、他社もホームページを見てるので、
他社にビジネスモデルを提供する必要はなく、
それを匂わせれば良いと思います。
(経営者の方が問題なく判断されると思います。)

3.については、昨今のメディアで散々言っているので、
辞める理由のトップに「職場の人間関係」が来るというのは
周知の事実だと思います。
(私も辞めてますけど、いぇ、私は違いますよ。汗)
素敵な思いやり深い上司がいますということをストーリー形式で「こんなことがありました」のように、
お知らせできたら最高ですね。
(実にプライベートな話も含まれてくるので、出す、出さないというのも判断が必要ですが。)

1~3とも、特に採用のために創作するのではなく、
もともとある話を引っ張り出せるといいですね。
というか、そうしないで創作すると、バレた時点で速攻やめます。
(「あなたってそういう人だったのね」という世界ですよね)

理想的には、先の1~3がベースとなって、
「自分がすっごい面白くて、感動することを一緒やらないか」
という「感動が伝わっていく」形で、一緒に働けるといいですよね。

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優秀な人材を採用するために1

経営をする上で、
人材の確保は
大きな課題の一つです。

採用向けのホームページを作るにあたって、
私なりの考え方を示してみます。

企業は人、という言葉があります。
企業活動の根本は、
人によって作られ、
人によってできています。

採用といっても、
直接採用のアルバイト・パート、正社員があり、
間接的には派遣社員などがあると思います。

ここでは直接採用について扱おうと思います。

私は、時間を過ごすこと・生活することを、
何のために生きているのか体現することだと考えています。

それを裏付けるように、
好きなことをやって生きている人は、
自分が好きな事をするために生きていることを体現できているため、
生き生きしていると思います。
仕事と生活が一体化して、
仕事の達成に向けて、
労を厭わないと思います。

そこから外れている人は、
残念ながら、
生活のために働いている状態になってしまっていると思っています。
確かに、生活は第一です。
ですが、ものは満たされ、セーフティネットは充実し、なに不自由なく生きることができる国において、
生活のために働いているというのは、生きる実感がわきにくいと感じています。

ちょっと話は変わりますが、
私は管理職の仕事の本質は、
進捗管理やリスク管理や売上管理などではなく、
その人が生きる目的と、会社の目的を近づけることだと思っています。
近ければ近いほど、勝手に働いてくれます。

そもそも、評価制度も、あまり有効に機能されているのを
私は勉強不足でわかっていませんが、
評価制度はその人が最大限力を投入できるようにするための仕組みであって、
それ以外の物事で使われている場合は、
ただただ評価される側の力を削ぐだけで、
存在価値がないと思います。

その人が生きる目的と、会社の目的が近ければ近いほど、
全力で働いてくれると思います。
なにしろ、その人の人生なのですから。
私の言う「優秀」というのは、本気で働いてくれる人を指しています。

話があちこちに行ってますが、
つまり、
その人が生きる目的と会社の目的を近づけるために、
よく働いてくれる人を採用するための
採用情報には下記が必要であると考えています。
・何のために会社が存在しているのか
・働いている人にとっての喜びはどこにあるのか

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